リビングシアターを作るにあたってリビングに必要な工事を工務店にお願いしなければなりません。
どのような内容でお願いしたのでしょうか?
計画
まず、ひろくまがどのようなシアターを計画していたかについて述べます。
図示
やりたいことのイメージを明確に共有するために図を作成して工務店の監督さんにお渡しました。
↓こんな感じ。寸法も指定しました。
間接照明
垂れ壁の後ろにスクリーン、さらにその後ろに照明を仕込むことで、
スクリーンの遮蔽と間接照明(コーニス照明)を両立させます。
これは結構うまくいったと思います。
間接照明は目に優しく、壁掛けのテレビの背後が明るく見やすい。
また、スクリーン裏の間接照明は、もちろん影響が無いということではないですが、そこそこの明るさでもスクリーンを邪魔しません。
プロジェクターの高輝度も手伝って、こんな↓感じで思ったよりも明るい環境下でスクリーンで見ることが出来ています。
例えばYouTubeなどリラックスして見たい時ですが、映像美が大事な映画などは真っ暗にします。
壁掛けTV
なるべくスクリーンを壁に寄せるために、TVを壁付けします。
金具も用意しました。
これは壁から6cmぐらいの隙間があってちょうどよいです。
隙間が広いと不格好だし、これより狭いと取り回しに苦労しそう。
今は40インチですが、今後、買い替えても70インチまでは同じ金具を使って取り付けできます。
依頼内容
ざっと箇条書きにすると以下のようになります。
1.補強
スクリーンとプロジェクターを吊るには天井に補強が必要です。
壁掛けテレビには壁補強が必要です。
こんな感じ↓に天井裏に板が入ります。1箇所あたり数千円というところでしょうか。
余談ですが、カーテンやエアコンについても同じように壁補強が要ります。エアコンについては何も言わなくても対応してくれると思いますが、カーテンを高い位置に付けたい場合は注意です。うちのカーテン(シェード)も高い位置に付けているので追加で補強してます。
2.天井コンセント
これはプロジェクターと電動スクリーンに必要なので、先に図示した通り、邪魔にならない、且つ目立たない位置にお願いしています。
ちなみにプロジェクターと天井の間にはL字コンセントにするとスッキリ。
3.垂れ壁
スクリーンを隠すための15cmの垂れ壁。
ご覧の通り巻いた状態のスクリーンが正面から見えない状態になります。
壁から80cmぐらいまで接近して見上げてもまだギリギリ見えないぐらいには、しっかり隠れています。
4.空配管
プロジェクターや壁掛けテレビのHDMIケーブルを通す管です。
内径は忘れましたが、太めの配管をお願いしてます。
TVボードからTVとプロジェクターへそれぞれ、計2本通してます。
機材選定の時にも書いた内容と被りますが、結果的には無線機能付プロジェクターを購入したので一見不要に感じるかもしれません。
無線機能には4Kが30Hzまでという制限があります。また、計画段階では無線機能無しも選択肢に入れていたのに加えて、無線機能がついている機種は少なく、将来的にプロジェクターを買い換えることが無いとも限りません。家の寿命は長い(はず)ですから、後から困ることがないように手を打っておくのが無難かなと、ケーブルを通せるようにしておきます。
まとめ
必要な工事を図で伝えたことで正確にやりたいことが伝わったと思います。
おかげで新築完成とともにリビングをシアター化する下準備は整いました。
続いては…
次話はプロジェクターに大切な遮光について。
カーテンからの隙間光にどう対策すべきか?
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