うちはHDMIケーブルで切替器やたくさんの機器をつないでますが、映像を安定させるポイントはケーブルにあるんじゃないかと思います。特に4K HDR映像が途切れる人はご参考にどうぞ。
気をつけるポイントは?
特に気にするべきは「規格」と「長さ」だと思います。
以前の記事↑でも書いたように、HDMI切替器やらで色々つないでますが、この2点を満たすHDMIにした結果、映像がまったく途切れなくなりました。
規格
4K映像なら「プレミアムハイスピードHDMI」以上が必要ですが、注意すべき点があります。
ハイダイナミックレンジ(HDR)に未対応のHDMIでは、HDR映像がうまく映らなかったり途切れる可能性があるわけですが、HDR対応しているか否かわかりにくいです。
実はおなじ4K対応の「プレミアムハイスピードHDMI」といっても2種類あり、下表の通り、HDRをきちんと映したいなら”ver2.0a“を買いましょう。
ケーブルの区分 | バージョン | 帯域幅 | 主な解像度とフレームレート | 備考 |
プレミアムハイスピードHDMI | Ver.2.0a | 18Gbps | 3,840×2,160・60p | ・HDRに対応 ・4K/60pに対応 ・アスペクト比21:9に対応 |
プレミアムハイスピードHDMI | Ver.2.0 | 18Gbps | 3,840×2,160・60p | ・4K/60pに対応 ・アスペクト比21:9に対応 |
ちなみに、8Kなら更に上の規格でver2.1が必要です。
長さ
次にできる限り短いケーブルを用意するのが良いと思います。HDMIは長いほど減衰しますので、必要最小限の長さにすることでリスク回避になります。
ビデオボード裏の配線では1mもあれば大抵十分と思いますが、無理してテンションや強い曲げが加わらないだけの必要な長さは用意しましょう。
特にHDMI切替器など介している我が家のような環境では、無駄な長さで減衰したり、絡まってテンションがかかったりと問題になりやすい気がします。
おすすめのHDMIケーブル
以上から個人的なオススメはこれ↓。
「長さ」が1mと短く、「規格」が4K HDR対応。しかも細いのでスッキリして取り回しも楽。
どうしても長尺が必要な場合は、減衰のない光ファイバーHDMIケーブルを検討しましょう。
しかし、光ファイバーHDMIについては、Amazonのサクラレビュー率を調べるサイトで見ると危険度がやや高いのが多い気が…。
とりあえず、以下の光ファイバーHDMIケーブルでプロジェクターに出力していますが問題ないので紹介しておきます。ちなみに今見たところサクラ度も0%でした(執筆時点)。
また、光ファイバーHDMIは一方通行であり、入力側と出力側が決まっているので、逆にすると映りませんから注意しましょう。
まとめ
かつて手持ちの適当なHDMIケーブルで4K HDR動画を見た際に途切れることがあったのですが、きちんとしたHDMIケーブルを購入してからは非常に安定して出力されています。
みなさんも適切なHDMIケーブルを選んで快適な動画生活を。
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