googleやamazonが普及に力を入れているスマートスピーカーですが、皆さんは導入してますか?「スマートリモコン」を繋げることで家電操作も可能にすることもできますが、「学習リモコン」の方が便利と思えるシーンもあります。
どちらもリモコンだけどどう違うのか、使ってみないとイメージしにくいと思いますが、それぞれの活用できるシーンと短所について私なりに感じた点を述べていきます。
どちらも持っていない、或いは片方しか持っていない方の参考になれば幸いです。
学習リモコン
まず、学習リモコンですが、これでほとんどのリモコンを一つにまとめられます。
スマートリモコン導入より前から我が家で活躍しており、リモコンに溢れる我が家になくてなならない存在といえます。
うちはTVもレコーダーもソニーなので学習リモコンもソニーのRM-PLZ530Dです。
活用シーン
複数家電の操作
多数のリモコンを持ち替えなくて良い。利点は唯一それだけですが、その1点において操作性で右に出るものはありません。形状もリモコンそのものなので導入も簡単で直感的に使えます。
特にマクロが便利で、いつも行う一連の流れを設定できます。
例えば、ボタン1つ長押しするだけで
①スライドを下ろす
②プロジェクターをつける
を順に動作させられます。
ここがいまいち
全てのリモコンを1つにまとめられるわけではない。
無線式(対象に向けなくても操作できるタイプ)は登録できません。
具体的言うとアマゾンfireTVや電動シャッターのリモコンがそれに該当します。
スマートリモコン
スマホもしくは声で家中の家電を制御できる仕組みです。
声で操作するは、楽な場面もありますが、その場面はまだまだ限られている印象です。
うちにはアレクサ搭載スマートスピーカー(NCP-HG100)とスマート家電リモコン(RS-WFIREX4)があります。nuro光のキャンペーンで手に入れたものです。
活用シーン
色々と機能はありますが、実際に個人的に使えると思う機能を挙げます。
1.音楽やニュース再生
これはやはりスマートスピーカーの十八番でしょう。
「アレクサ、〇〇(歌手)を再生して」と述べるだけで
サウンドバーから音楽を流してくれます。
2.リモコンに手を伸ばすのが面倒なとき
あまり細かいことはできないので頻繁ではないですが、時折、「アレクサ、TVつけて」など指示することはあります。チャンネル変更や音量調節ぐらいまでならこなせます。
3.出先から家電オン
エアコンなど帰る前につけておくなど可能です。こうした操作は夏場は重宝しますね。
実は、うちはエアコンと床暖がもともとこうした機能を備えており、このスマートリモコンの機能を使っているわけではありませんが、外から冷暖房を操作できる良さはすごくよくわかります。
ここがイマイチ
音声操作の幅がせまい
以下のような操作は音声からはできません。
・特定の家電以外(プロジェクターなど)の操作
・一部の操作(TV入力切替など)
・マクロ
スマホアプリの使い勝手
スマホアプリ「スマート家電コントローラ」は「学習リモコン」と同様に多数のリモコンを登録でき、先程のマクロもこちらのアプリから可能です。しかし、家電ごとに画面遷移が必要なので、「学習リモコン」に比べるとどうしても使い勝手では不利です。今後のUIの進化に期待。
まとめ
「スマートリモコン」は便利な場面もあるのでそこにハマると楽しいとは思いますが、上で述べてきた通り、まだ細かい点までは対応しきれないので、あまりそれに期待しすぎないほうがいいと思います。
多数のリモコンをひとまとめに便利することは、どちらでも可能です。しかし、その点に限って言うと、シンプルに「学習リモコン」のほうが操作性に優れており、捗ると個人的には思います。
とはいえ、今回はリモコン機能に焦点を当てた話ですので、スマートスピーカーは色々連携させることで活用できると思います。スマートリモコンも伸びしろが未知数なところもあるので、これからも使い所を探りながら便利な生活にしていきたいです。
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